BDとHD DVD

ワーナー・ブラザーズが、BD(Blu-ray Disc)に一本化すると発表したことで、「次世代ディスクのフォーマット戦争は終わった」と、一部(多く?)のメディアが報じています。
もともとコンテンツ提供者である、ハリウッドの動向次第と言われていただけに、しかもディズニーと並ぶ大手ワーナーの発表だったことが、より大きな衝撃だったのではないでしょうか。これで、HD DVDをサポートするのはパラマウントとユニバーサル映画(パラマウントはBDもサポート)の2社だけになり、フォーマット戦争終焉といわれても致しかたないでしょう。
しかし、このフォーマット戦争はスタートした時点で勝負がついていたのではないでしょうか。東芝 vs ソニー、松下の争いですが、ほとんどの主要家電メーカがBD側についており、どう見ても多勢に無勢です。東芝はかつてソニーがβで失敗したことと同じ道を歩んでいるような気がします(失礼、まだHD DVDが敗北したわけではありませんが)。どう見ても、BD陣営の方が優位だったと思うのですが、何故東芝はこんなに頑張っているのでしょうか。企業のプライドでしょうか。それとも本当にHD DVDで勝てる自身があるのでしょうか。おそらく、マイクロソフトとの関係がなければ、ここまで頑張っていなかったのではと思います。
ところで、我が家のテレビはまだブラウン管です。そろそろ、大型の液晶テレビに買い換えたいと思っています。そうなると、高画質のレコーダーも欲しくなる訳で、今使っているDVD/HDDレコーダも買い替えることになると思います(DVDプレーやも故障していることですし)。実はこのDVD/HDDレコーダは東芝製(RD-X5)です。大変高機能で(ネットワーク対応やフォルダー管理ができたり...)気に入っています。次に買うならば、また東芝だと思っているのですが、しかし私はBDの方がいいんです。
東芝は好きなメーカなんですよね。今使っている携帯も、その前も東芝ですし、家族用のパソコンはdynabookを使っています。東芝さんにはお世話になっています。次は、REGZA+VARDIA だと思っているのですが...
早いとこHD DVDに見切りをつけてBDに変わって欲しいものです。まあ、数年間は無理でしょうが。
大体、HDという名前が紛らわしい。HDDレコーダ、HDTVそしてHD DVDとHDだらけ。混乱の元です。ネーミングからしHD DVDは負けていたのではないでしょうか。